抹茶の品薄はいつまで続く?原因と今できる対策を解説

「いつもの抹茶が売り切れている」

「ネットで注文しようとしたら在庫なし…」

そんな経験をした方は少なくないはずです。

実は今、抹茶は世界的なブームの影響を受け、深刻な品薄状態が続いています。

国内の老舗メーカーでも販売制限や販売休止が相次いでおり、「一体いつになったら普通に買えるのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、抹茶が品薄になった背景から、いつ頃まで続くのかの見通し、そして今できる対策まで、わかりやすくまとめました。

目次

抹茶が品薄になった3つの理由

① 世界的な「抹茶ブーム」で需要が爆増

最大の原因は、海外での抹茶需要の急拡大です。北米・欧州・中東などで「健康的なカフェイン飲料」として抹茶ラテや抹茶スイーツが大流行。

インバウンド観光客がSNSで発信したことも火に油を注ぎました。

その結果、日本産抹茶の輸出額は2023年に過去最高を記録。

2025年には輸出量が前年を大幅に上回るペースで推移し、国内向けの供給が著しく不足する事態になっています。

② 生産量が需要に追いつかない構造的問題

抹茶の原料「碾茶(てんちゃ)」は、収穫が年に一度(主に春)と限られています。

生産能力を増やすには茶畑の拡張や加工機械の増設が必要ですが、どちらも時間とコストがかかるため、急速に増えた需要に対応できていません。

さらに2025年は不作も重なり、ある産地では収穫量が前年比20%減という農家も。

自然相手の農業では思い通りに増産できないのが現実です。

③ 転売・買い占めによる在庫の偏り

品薄に乗じた転売目的の買い占めも一部で発生しています。

老舗の一保堂茶舗でも公式に転売行為への懸念を示し、購入数制限を導入。

正規ルートで購入しようとする消費者が買えないという悪循環が起きています。

抹茶の品薄はいつまで続く?正直な見通し

結論:品薄状態は2026年以降も続く可能性が高く、「すぐに解消される」とは考えにくい状況です。

現在の見通しを正直にお伝えすると、短期での解消は難しいといわざるを得ません。

その理由は以下の通りです。

  • 世界市場は2025〜2030年にかけて年平均7%で拡大する見込みで、需要の勢いは衰えない
  • 茶畑の新規開墾や機械増設は数年単位の投資が必要
  • 2025年産は不作の影響もあり、原料不足が続いている
  • 大手メーカー(伊藤園など)が調達専門部署を立ち上げるほど確保が困難な状況

一方で、明るい兆しもあります。緑茶農家が碾茶への転作を進めており、数年後には供給量が徐々に増える可能性があります。

また、政府や業界団体も増産支援に動いており、2027〜2028年頃には状況が改善してくるかもしれません。

ただ、完全な「品薄解消」は、世界需要の伸びとのバランス次第。

今しばらくは価格上昇や購入制限が続くと考えておくのが現実的です。

抹茶が手に入らないときに今できる4つの対策

① 定期購入や早期予約を活用する

老舗メーカーの公式オンラインショップでは、定期購入コースや予約注文を設けているところがあります。

在庫が入ったタイミングで自動的に届く仕組みを使うのが最も確実です。メルマガやSNSの入荷通知登録も有効です。

② 知名度の低いブランドやスーパーの市販品を探す

「丸久小山園」「一保堂茶舗」といった有名ブランドは特に品薄が深刻です。

一方、地方の製茶業者や農協系の産直ルートでは比較的手に入りやすい場合も。スーパーや業務用食品店の抹茶パウダーは在庫が残っていることもあります。

③ 用途別に代替品を検討する

お菓子作りや抹茶ラテ用途なら、以下の代替品が使えます。

  • 粉末緑茶:抹茶に近い風味で色もグリーン。お菓子の色付けにも使いやすい
  • 青汁パウダー:健康志向の方向け。苦みが強めなので量を調整して
  • 加糖タイプのグリーンティーパウダー:ラテなど甘い飲み物に。砂糖量に注意
  • あらびき茶:製法は異なるが茶葉本来の風味・栄養が楽しめる新興代替品

ただし、茶道(点前)での使用には代替品は向きません。

その場合は少量でも本物の抹茶を確保するようにしましょう。

④ 少量ずつ複数のショップで探す

購入制限(例:お一人様2缶まで)が設けられているケースが多いため、複数のショップを組み合わせる方法も有効です。

ただし、転売目的でなく自分で使う分に限り、常識的な量に留めましょう。

まとめ:品薄は続くが、正しく情報収集して上手に付き合おう

抹茶の品薄状態は、世界的な需要拡大と生産能力の限界という構造的な問題が原因であり、すぐには解消しない見通しです。

一方で、「完全に手に入らない」わけでもありません。

公式の定期購入や入荷通知を活用し、用途に応じて代替品も上手に使いながら乗り越えていきましょう。

抹茶の生産者や老舗メーカーが長年守ってきた文化を守るためにも、転売品を高値で買うの避けたいところ。

正規ルートを通じて少しずつ購入することが、長い目で見ると抹茶業界への応援にもつながります。

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